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2012.10.24

秋の日の出

宿の新ホームページは、昨年のちょうど今頃の取材でしたので、
トップページのイラストの日の出の位置は今とかさなります。
これから冬にかけての日の出は、空気が澄んで、
時には燃えるような日の出が全客室より見ることができます。
客室内に日の出の時刻表が貼ってありますので、
お天気がよく雲が水平線にあまりかかっていなければ、
ぜひ早起きしてご覧ください。

 

トップページの日の出のしかけは、四季デザインの方が実際に宿泊して考えて頂いたもので、
私たちはとても感激してしまいました。
さらに、ホームページのバック画面も朝と夜では色が変わる仕掛けになっています。
何時になると変わるのか、宿スタッフもまだ誰も知りません。
あえて聞かないことにしています。

 

また、トップページの日の出に合わせて少しだけ音楽が流れますが、
日の出のシーンにとても合う曲に偶然出会ってしまい、
是非使ってほしいと、四季デザインさんにお願いして採用して頂きました。
宿の朝仕度は早く、千回を超える日の出を見ている私としては、
この曲以上に日の出の情景にあっている曲を知りません。
この曲は、きっと作曲家が美しい日の出を見て浮かんだフレーズで作曲をしたのではないかと、勝手に解釈しております。
クラシック音楽がお好きな方がいましたら、是非探してみてください。
作曲者と曲名は内緒にしておきます。

2012.10.04

初秋によせて

暑い日が続いた9月は、過去最高の平均気温だったようです。

お彼岸を知らせるように咲く彼岸花も、今年は少し遅れて咲きました。

 

ちょうどその頃でしょうか、

お向かいの宿の御主人が永眠なさいました。

30年前、土地の親戚代表として、

私たちの結婚式でスピーチしてくださったのが

つい最近のことのように思い出されます。

 

長い間、御夫婦で宿を守り、

会えばいつも私たちを励ましてくれました。

女将さんは、いつも明るく気丈な方ですが、

心情を察すればこちらも悲しくなります。

そして私たちにも、いつかこのような日が訪れることを教わりました。

 

若い時は持て余すほどの時間が、年を重ねると、どんどん消えてなくなるような気がします。

時を大切にと思うのですが、空回りばかりのこの頃です。

2012.08.25

夏の終わり

宿は真東に建っていますので、

日の出はいつの季節でも楽しめますが、日の入りは見ることができません。

それでも、夏の終わり頃になると、オレンジ色の夕日の力を借りて、

日の沈む頃、綺麗なピンク色の空になります。

今年の夏は、昨年より海を訪れる人が増えたような気がします。

秋の海も静かで爽やかですので

是非、お越しくださいませ。

夏の海は、とてもまばゆく

入道雲の白と、海と空の青さが引き立てあって

宿のサロンからの眺めは最高です。

ぜひ、ベランダに出て、

海の風にふかれてくださいませ。

お待たせしました。

6月初めから7月末まで禁漁だったイセエビ漁が解禁になりました。

思っていたより台風の影響が少なく、

8月1日午後、台風余波がある中、宿の前の港から

イセエビ漁の漁船が出港です。

夕方、エビ網をかけ

早朝、エビ網を上げに行きます。


宿でもさっそく入荷致しました。

是非、御賞味下さいませ。

午後、チェックインする前のお客様のお部屋へ点検に行った時に見た海が
」の色でした。

海辺は、さわやかな海風が吹いてとても心地よいです。
これからは、客室に付いてる展望風呂も、思いっきり窓を開放して、
空と海の青さを楽しんでください。

2012.07.08

心強い存在

宿の後ろの高台に妙海寺さんがあります。

 

この度、立派な客殿ホールが出来上がり、宿としても更に心強い存在となりました。

3月11日「東北地方太平洋沖地震の日」には、

本堂に宿のお客様をこころよく避難させて頂き、本当に感謝しております。

 

さっそく先日、ご近所のお家のおばあさんの法事にお招きにあづかり、
新しい建物を、ゆっくり拝見させていただきました。
漁港を一望する、本当に素晴らしい施設です。

 

御前様は、ほとんど毎日、朝、海に向かって、お経を唱えて下さっています。
しんがというユニットを組んでいる歌手でもある御前様ですので、声がすばらしく、
朝、宿にもよく聞こえます。
聞こえてきましたら、是非、耳を傾けてください。

 


BGM:「まっすぐ」 ユニット名:しんが
YouTubeより 転載

当初の予定より半年遅れとなってしまいましたが、
新ホームページが完成しました。
たくさんの方に見て頂けたらと願っております。
ホームページ製作にあたり、お世話になった四季デザインの美人プロデューサーの岡本奈美さんはじめ、
仕事熱心でかっこいい写真家の平賀正明さん、
かかわっていただいた他製作者の方々、
本当にありがとうございます。
特にトップページの日の出のしかけが、とても素敵ですので、
バックに流れる音楽とともに少しだけおつきあい下さいませ。

2012.04.06

春の台風

先日の大型低気圧による強風は皆様、大丈夫だったでしょうか。
宿では物凄い海風にさらされ塩だらけになり、看板は壊れて落下してしまいました。
すぐに製作に取り掛かってもらっていますが、少しの間、看板がありません。

初めていらっしゃるお客様にはご迷惑おかけします。

「これから東京を出発しますね。」というお客様からの電話を頂き、
「お気をつけていらっしゃってください。」とお答えし、
しばらくすると、目眩のような ものを感じ、「もしかして地震!?」と気づき始めました。

宿は岩盤の上に立っており、日頃からあまり地震を感じたことがありません。
この日も食器ひとつ割れませんでしたし、火も使っていましたが、
おなべの中が波打つこともなく、さほどの危機感はありませんでした。
テレビをつけると、仙台で大地震発生ということを知り、昨年アルバイトをしてくれた
仙台に住んでいる佐野君のことが心配になりましたが
電話連絡で無事ということで一安心。
そして1時間位すると、8メートルの津波がきますという漁業無線が鳴り響きました。
お客様を宿のすぐ後ろの高台 妙海寺さんへ託し、
私たちは外に出て海の様子を見ていることにしました。
海の水がどんどん無くなっていきます。
もしかして津波が来るのではと、この時初めて怖くなりましたが
地元の人は、皆明るく、日頃家にいるお年寄りまで出てきて
まるでお祭りのようでした。今では笑い話ですが、海水が引いたとき、
あわびやサザエを後で取りに行き、儲けた人がいたという噂を聞きました。

南房総ではこの時、東北の人々が大変なことになっているとは、知るよしもなく、のんきでいられたのです。

ただ、漁船は皆、沖で待機して一晩を明かしました。
その漁火がとても綺麗だったことを覚えています。

東京を出ますと、お電話いただいたお客様が心配になり電話をいくらかけても通じません。
だんだん東北が、すごいことになっているという情報が入り始め
東京でも大混乱が起きているということがわかってきましたが、
宿では何事もなく、お客様のお夕食も30分遅れでしたが滞りなく終えることができました。
その日は空気が澄んだすばらしい夜空で、あくる朝は快晴で素晴らしい神々しい朝日でした。

東京からいらっしゃるはずのお客様とは、深夜にやっと連絡がとれましたが、
今どこにいるのかわからない状況で、たいへんな御苦労だったと思います。

その日から宿では、たくさんのキャンセルの電話の対応に追われることになりましたが
皆が無事であったことが何より幸運でした。

1年たって1番嬉しいことは、昨年キャンセルしたお客様がリベンジといって再度予約をしてくれること。
そして、なんと被災地からのお客様が、気分転換になるとおっしゃって泊まりに来てくれることです。
どん底を知った人は強いといいますが、かえって元気をもらいます。

宿のホームページでもご紹介した、被災者のためにいち早く高級旅館を
惜しげもなく自費で提供した山形の櫻湯 山茱萸さんからも、丁寧なお手紙を頂いたり
(たった一度泊まらせて頂いただけですが)、
娘が始めての一人旅でお世話になった、石巻の田代島の復興プロジェクトからも
『支援をありがとうございました。田代島はがんばっています。』
というメールを、つい最近頂きました。

そこに親戚がいなくても、知り合いがいなくても、
1泊その土地に宿に泊まれば、
そこはその人の故郷になる。
そう思わせてくれた1年でした。

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