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2011.04.16

花野辺の里に癒されて

震災直後からたくさんのキャンセルのお電話を頂き気持ちがとても落ち込んでいましたが、当宿だけではなく南房総全体が、そして箱根、日光など有数の観光地も9割のキャンセル率と知り、今更ながら観光業がお客様の幸せの上に成り立っていることを痛感致しました。
この頃はキャンセルのお電話にも慣れ、御予約のお電話を頂けるとかえって戸惑ってしまう位になっていますが、このような状況の中でも、あえて宿泊して下さる方や、励ましのお手紙を送って下さる方、あたたかいお電話をして下さる方々に本当に心より感謝しております。
また、御事情がありキャンセルなさったお客様も、生活が落ち着きましたらぜひお越し下さいませ。お待ちしております。

今日は神様がくれたたくさんの時間。宿から車で10分ほどの『花野辺の里』に主人と行ってまいりました。
7年前の開園時に行っただけで近くなのにずっと行ったことがありませんでした。7年の歳月は木々を成長させ、花々がたくさん植えられ、たくさんの小道は人々が歩いてしっかり土が固まり、すばらしい花の里になっておりました。
桜はまだ1分咲きでしたが、菜の花畑は蝶が舞って天国のようでした。水仙のかたまりは香水をこぼしたかのような香りが陽だまりにたちこめ、オーナーの夢がだんだんと開花している南房総らしい春の山里で、ひとときとっても癒されました。

お昼になり里山の頂上にある桜茶屋で天丼を頂きましたが、とてもおいしくて完食です。また、この茶屋にお勤めしている方が主人の同級生で、なんと45年ぶりの再会といううれしいおまけ付きで、震災がなければ出会うことはなかったかも知れません。
花野辺の里さんも震災の影響で、お花見のこの時期、来る予定だった観光バス御一行様は全てキャンセルになってしまったそうです。
この日もここで私たちが出会ったお客様は1組の御夫婦だけでした。
今度は紫陽花の咲く頃にぜひ、お伺いしたいと思います。

皆様に宣伝したく、写真を撮ってきました。
ぜひ御覧下さい。

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